※常在細菌
健康な美しい肌に欠かせない存在として注目されている
お肌のスキンフローラと言われている美肌菌※が
深く関わっていました。
お肌のスキンフローラと言われている美肌菌※の役割
美肌成分を補充する 肌にハリとツヤを与える美肌成分を補充します。
肌を乾燥から守る 肌を潤いで満たし、さらに水分が逃げるのを防ぎます。
肌を守り肌荒れを防ぐ 外部の刺激をガードして肌荒れから守ります。
肌を掃除する 古くなった角質や皮脂・毛穴汚れをせっせと掃除します。
※常在細菌
「腸内フローラ」という言葉を一度は耳にしたことが
あるかと思いますが、人の健康を腸が左右する、
そして腸内の中にいる菌がその健康のカギを握っている、
最近ずいぶん一般的に知られるようになりました。
実は皮膚にも同じことがいえ、
皮膚の上いる常在細菌が形成するスキンフローラこそが、
お肌の健康を保つ鍵なのです。
健康な美しい肌になるためには?
バリア機能が正常な肌を作りましょう
お肌のスキンフローラと言われている美肌菌※が
菌トレすることで叶えられます。
健康な肌はバリア機能がしっかりしています。肌のバリア機能の最善線は肌表面の皮脂膜です。皮脂膜がなくなると、肌は外部からの刺激を防ぐことができなくなり、角質層に直接ダメージが届いてしまい肌トラブルに見舞われやすく、潤いを保持する力も低下するので乾燥肌になってしまいます。 そして「皮脂膜を整えるためにはスキンフローラと言われている美肌菌※が大きく関わっています。」 ※常在細菌
お肌のスキンフローラと言われている
美肌菌※とは?※常在細菌
人には20~30種類の常在菌が存在しており、顔だけで5~10種類、その数は約10億個とも言われています。皮膚表面に存在する「皮膚常在菌」は、外部からの病原菌の侵入を防ぐバリア機能を果たしており、代表的なものに、アトピーを起こす黄色ブドウ球菌やニキビの原因となるアクネ菌、そして“美肌菌”として注目されている「表皮ブドウ球菌」があります。
美肌菌(表皮ブドウ球菌)
表皮ブドウ球菌は汗(アルカリ性)や皮脂をエサにグリセリン(保湿成分)や脂肪酸を作り出します。脂肪酸は肌を弱酸性に保ち抗菌ペプチドを作り出すことで、黄色ブドウ球菌の増殖を防ぎます。表皮ブドウ球菌が出すグリセリンは、皮膚のバリア機能を保つ役割があります。
黄色ブドウ球菌(アトピーや肌荒れの原因)
黄色ブドウ球菌は皮膚表面や毛穴に存在します。存在しているだけでは問題がありませんが、ブドウ球菌の中では病原性が高いため皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こします。傷を受けた皮膚をそのままにしておくと化膿し悪化させてしまいます。
アクネ菌(増えすぎるとニキビの原因)
アクネ桿菌は酸素のある環境ではほとんど増殖できず、死滅してしまいます。一般的にニキビの原因と言われていますが、増殖しなければニキビの原因菌になりません。しかし、皮脂の分泌量が増えたり、何かの異常で毛穴をふさいだりすると、アクネ桿菌が過剰に増殖し炎症を引き起こしてニキビになります。
大事なのは菌のバランスです。
善玉菌が優位の肌環境が健康な美しい肌にします。
角質層にそれぞれ存在する菌のバランスが壊れたときに皮膚のトラブルに発展します。
そのため、バランスを壊さないように常在細菌と上手に生活し、表皮ブドウ球菌を減らさないようにすることが最も大切です。
美肌菌(表皮ブドウ球菌)が住みやすい環境は弱酸性、悪玉菌が住みやすい環境は弱アルカリ性なので、美肌を目指すなら美肌菌を増やし、お肌を弱酸性に保つことが重要になります。